天台名刹 湖南三山

国宝 常楽寺 

奈良時代に金粛菩薩良弁僧正が、元明天皇の勅命により建立したと伝えられています。
本堂と三重塔は国宝に指定されており、ともに室町時代の初期に再建されたもの。
本尊の木造千手観音坐像(秘仏)をはじめとする多くの文化財を保有しています。

   

      国宝 三重の塔                    国宝  本堂   

 

国宝 長寿寺

常楽寺の西寺に対して東寺と呼ばれ、奈良時代後期に聖武天皇の勅願により建てられました。
かつては常楽寺と同様に三重の塔がありましたが織田信長によって安土に移されました。
現在はハ見寺で重文の指定をうけています。阿彌陀如来坐像など多くの文化財を安置しています。

 

        

             国宝 本堂

 

国宝 善水寺

和銅年間(708-715)に元明天皇勅命により国家鎮護の道場として草創されたのがはじまり。
織田信長の兵火の時にも焼失を免れた本堂は国宝に指定されています。

金銅釈迦誕生仏(5月黄金期間中公開)をはじめ、天平時代から平安時代にかけての多くの仏像が安置されています。

  

        国宝 本堂                     観音堂                        元三大師堂